瀧 俊雄
株式会社マネーフォワード取締役 兼 マネーフォワードFintech研究所長。慶應義塾大学経済学部卒。野村證券株式会社を経て、株式会社マネーフォワードの設立に参画。経済産業省「産業・金融・IT融合に関する研究会」に参加。金融庁「フィンテック・ベンチャーに関する有識者会議」メンバー。

ラグビー日本代表が大いなる熱狂を生みました。屈強な選手たちが正面から国際競争にぶつかり合うその姿には、多様性と戦略性を秘めた、新しい日本の象徴ともいえる期待を重ねることができました。
私は小学生のときに英国に住んでいたのですが、2年ほど現地のラグビーを経験したことがあります。小学校高学年とはいえ、金属スパイクをはいて、マウスピースをつける本格的な競技でした。身長150センチメートルほどの私は2軍のウイングとして、1軍の170センチメートル超の選手に頭から突っ込むタックルを仕掛け、そのプレースタイルにカミカゼという、なんともいえない仇名を付けられていたのを思い出します。体のサイズからは明らかにメンバー落ちする自分でしたが、そのような役割が活かされたのは得がたい経験でした。
ラグビーは「紳士がやる野蛮なスポーツ」と呼ばれます。試合中あれだけぶつかり合っても、審判の判断は聖域であり、試合後にお互いのロッカーを訪れて謝罪・交流するなど、真のスポーツマンシップの実践には感動と尊敬を覚えます。そこには何か、貴い人間のあり方が示されているのだと思います。

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