中小企業経営に与える 顧問税理士の影響 第5回 実態損益計算書
実務経営ニュースの誌上を借りて「日本経済を支える中小企業を元気にするため」に、これまで4回連載してきました。
- 第1回 日本経済を支える中小企業が危ない(中小企業が抱える財務問題と事業承継問題)
- 第2回 節税税理士問題
- 第3回 大事な決算書、意思をもってつくる経営支援
- 第4回 実態貸借対照表
今回は、実態損益計算書についてお伝えしたいと思います。
5つの利益
実務経営ニュースの主な読者は税理士の先生方ですから、知っていて当たり前と思いますが、大事なのは活用の仕方です。言い換えれば、どう活用すれば顧問先企業の未来はよくなるかということです。
損益計算書の定義を「一定期間の企業の儲(もう)けであり、5つの利益で構成される」とします。5つの利益とは、①売上総利益、②営業利益、③経常利益、④税引き前利益、⑤税引き後当期利益を指します。
これを利益構造である実態損益計算書に変換すると、以下のようになります。
売上⇒変動費⇒粗利益⇒固定費⇒利益
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