株式会社フロンティア・サンワ 代表取締役社長 中川正彦
会計事務所と顧問先企業との関係は、十年、二十年と長く続くのが普通だった。しかし近年では、そのような会計事務所の常識にも変化が表れている。会計事務所が提供するサービスに満足できなければ、契約解除を申し出る経営者が増えているのだ。
そこで本稿では、中小企業経営者に財務・事業承継コンサルティングを行うエフピーステージ株式会社(東京都港区)と共同で、会計事務所を代えた経営者にインタビューを行い、顧問税理士の交代はなぜ起きるのかを探る。
第3回は、株式会社フロンティア・サンワ(広島市中区)の代表取締役社長である中川正彦氏(写真右)にお話を伺った。同社は、創業以来の土木・建築資材の卸売・販売事業に加え、より安定した経営を目指して新規事業の展開を計画していた。しかし、顧問税理士からは銀行融資を受けるための適切な助言や指導が全くなく、融資を断られたばかりか信用調査会社の評価まで下がってしまった。同社の顧問税理士が交代したのはこのときである。

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